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accoholic

じゃらじゃらと楽器の練習.ハノンを延々と
弾いていると,脳内物質涌いてきそうです.
単調な練習って大事なんだなあ.ざくざくと
音階をなぞっているだけなんですけどねえ.
まだ不意の指飛びとかには慣れていませんが
テンポを落としてゆっくりできるようになれば
それでいいやー.右手はともかく,左のほうは
独特の飛び方なので説明するのも難しいなあ.
今は基本的に薬指と中指しか使わないんですが
普段使わない左手薬指を駆使するので指がすぐ
行方不明になります.見えない場所を触って
位置を確かめる.ここがCで.ここはFだな,と.
いつかばりばり弾けるようになるんでしょうか.

食事を済ませて,同居人が食後の運動として
踊っているのに付き合ったりする.これこそ
リズム感をマシーンのように要求されるので
いい練習になっているかも.しかし楽器を
担いで踊ってたら音が揺れて揺れてうるさく
なるかもしれませんなあ.ま,それも一興.

長時間楽器を担いで立奏していると,どこか
無理をしているのか腰が痛くなってきて….
ううう,もう年ですか.年なーのでーすかー.

かなでていればだいじょうぶ

仕事のスケジュールを詳細に決定してしまう.まだ
統括ひよっこのぼくには難しいのでかなりの部分を
補佐してもらいつつ,Excel と格闘.窓窓しいモノを
使うのはなんとも言えん思いがあるが,代替できる
アプリケーションを開発できない人間はおとなしく
あるものをお仕着せで使っとかないといけないのです.
ということで,おとなしくセルに色をつけたりして
精いっぱいの自己表現.…自己表現なんだってばー.

さてそれから仕事を終えて,今日はごはんのしたくを
しなくてもよい日.どうやら同居のひとは仕事先で
でぶに囲まれて焼肉など食い散らかしているもよい.
そうやって痩せる間も忘れカロリーを摂取するがよい.

それでも早めに家に帰って来て,久しぶりに我が
愛しのアコーディオンを抱きしめる.また指使いが
一歩前進二歩後退ですが,為さねば成らぬ何ごとも.
練習番号をだいぶめくりかえして再度練習.わーん
左手全部合わせて四つ打ちなんて久しぶりだよう.
ベローイング(蛇腹の開閉のタイミング)がなかなか
合わないようしくしく.練習合間の休憩時間として,
アコーディオンの屋根裏部屋で毎月4日/14日/24日に
公開されるWebラジオ「やねらじ」をまとめて聴く.
クリスマスー.お正月ー.政治介入ー.いろいろと
世間は動いていくけれど,音楽の美しさは永遠です.

早くまともに曲が弾けるようになりたいものです.
それもちゃんと左の手と右の手が紡ぎ出すように.

当たれ!

こっそり心の中で憧れているものはたくさんありますが
そのうちのひとつがホーメイ.一人で複数の音を出して
歌うという中央アジアの歌唱法です.超絶技巧などと
言われていますが,できるひとにはすぐできるらしく.
実際の音を聞いてみて,確かにある一点から複数の音に
切り替わることにびっくりしました.そしてやっぱり
こういうのはやってみたい.ということで練習してたり.

ドローンと呼ばれる低音を響かせて,その中に含まれる
倍音成分を口の形を変化させることで明瞭に取り出す.
ただこれだけのことらしいのですがやるのは大変です.
魚河岸のおっさんになった気分でヴォ〜ェイと鳴きます.
らっしゃいらっしゃい安いよ安いよ〜.そして低音を
喉で唸らせながら,口の開けかたや舌の位置を変えて
倍音に当たるところを探します.だけど低音を鳴らすと
喉の力を非常に使います.息も切れます.はううぅ.

仕事帰りの夜道,自転車に乗りながら,当たれ当たれと
唸ってました.自転車に乗るとつい歌ってしまうひとは
結構いますが,唸ってるのはあんまりいないと思います.

で,ホーメイと読経はよく似てます.今坊主頭なので….
数珠でも持ってれば何か完璧な気がします.何がかは
わからないふりをしておきます.なにやってんだか.

ほこりかぶった夢,再起動

いかんいかん,日常の憂さに埋もれてこのところ楽器の
練習を怠っていました.ケースに入れっぱなしだと音が
湿っぽくなるそうなので部屋の低いところへむきだしで
置いてあります.ちゃんとアコーディオンは置き方が
決まってますので.で,それが足元に置かれたままで
しばらく手をつけていなかったんですね.地層の下へと
埋もれた教則本を掘り起こし,譜面台にカチッとセット.

…ぅぁぁ,指が動かない.とくに左手の構えの感覚が
記憶から抜け落ちている.これはいかん.いかんですよ.
教則本を数ページ後戻りして,基礎の基礎部分から再度
つらつらと流していく.ここはこう.ここはこう.ここは
この指でこう,こう,こう.この間までの自分になんとか
追い付けそしてあわよくば追い越せ.右の手と左の手で
美しいものを奏でるにはまだまだ時間がかかりそうです.

まだまだ飽きたり諦めたりはしてませんよ.しっかりと
抱きかかえて練習します.いつか音楽に恩返しをするため
ほこりかぶった夢,再起動であります.さあ,C の音から.

僕の左手

昼ごろぼやーんと起き出す.のーんびりと楽器の練習.
教則本が何冊かあるので,とっかえひっかえしてみる.
もちろん基礎となるものは同じなのですが,練習曲の
レパートリーが異なるので新鮮な気分になるのですよ.
あと,知ってる曲が組み込まれていると楽しいしね.
キラキラ星とかアマリリスとか,定番中の定番ですが.

さて.アコーディオンの左手部分は蛇腹操作だけでなく
和音が出せるところが最大の特徴です.なんといっても
accordion = accord (和音) + ion (器) という意味の
名称らしいですからね.でも,低音を単音で出すための
ボタンもあるわけで.これを使うとドレミファソラドと
オクターヴを演奏することができます.しかしこれが
運指がややこしくて.本当はベースソロを練習するのは
どの教則本でもずーっと後のほうなんですが,なぜだか
これをじーっと練習してました.中指→人差指→中指→
薬指→人差指→薬指→人差指→中指,この順番で上下を
行ったり来たりさせるとドレミファソラシドになります.
ややこしいこと限りなしですが,この腹にずんとくる
低音が気持ち良いんですよ.左手の指がしびれるほど
練習してしまいました.すっかり肩が凝ったのですが
これはやはり無駄な力が入ってるんでしょうねえ….

音階練習ハ長調

休みたいとは思いつつ趣味の充実も図りたいわけで.
あまり時間が遅くならないうちに楽器をぶこぶこと.
ようやく右手と左手がそれぞれ動くようになってきて
メロディと伴奏がそれらしくなる.教則本を頭から
じわじわやって,最初は地味だけどそれなりに反復で
練習すれば上達するものなのだな.体が覚えていく.

で,これまでは右手も左手もホームポジションから
動かなかったわけだが,ようやく指を先へ送る指示が
記載された場所へたどりつく.ドレミファソの世界が
ドレミファソラシドレミファソラシドぐらいに広がる.
まあまだ白鍵しか使わないのですが,オクターヴが
広がると指の動かしかたもいろいろ手こずるわけです.
親指から薬指,薬指から親指に移るのが難しいよう.
こうなるともう完全に左手はいったん忘れて,右手に
集中することになる.練習番号54番で停滞.時間が
遅くなってきたのでそっと終了.がんばれ音階練習.

BEADGCF

今日は帰りが遅かったので楽器の練習なし.音を出すと
夜は近所迷惑ですからね.で,左手のコードボタン表を
眺めてみたのですが.BEADGCFの順番で並んでいますが
これを覚えるのが大変だなあと思っているところです.

ヴァイオリン族の弦楽器はすべて調弦が五度なんですが
コントラバスはヴィオール族で由来が違うんですね.で,
四度調弦で低いほうからEADG.ヴァイオリンの調弦は
低い方からGDAE,ちょうどひっくりかえした感じです.
アコーディオンのキーも五度で配置されているそうなので,
おそらくヴァイオリンと同じ考えかたをしないといけない
気がします.実際は音楽のことよくわかっていないので
かなり思い付きでものを言ってますが.でもまあこれを
覚えないことには楽しい演奏はできないんだろうなあ.

現在練習してる箇所はまだGCFのボタンしか使わないので,
いまいちこの配置のありがたみがわかっていないのですが
ちゃんと演奏できる日が来るのでしょうか.念仏のように
GbDbAbC#F#BEADGCFBbEbAbDbGbCbEAと唱えておきましょう.

あーおもしろかったー.

ある日ひとりの女性からメッセージが届いたのです.
よろしかったらカラオケご一緒しませんか? という.
というわけで,友人と一緒に道頓堀のカラオケ屋まで
うきうきしながら行ってまいりました,昨夜の仕事明け.
こういうちょっと不思議な出会いがあるから SNS って
不思議だねえ.ともあれ,部屋へと突入するがもちろん
顔を知らない人たちばかりである.しかしぼくのことは
一発で「しろまるさんですか」と見抜かれた模様.ふはは.

そして歌う.歌うったら歌う.だけど微妙にネタ方向へ
ベクトルが動いているのはなぜだろう.楽しければいいか.
幹事さんの迅速かつ的確な対応のおかげもあり,楽しく
過ごさせていただきました.そしてひそひそと交わされる
謎の取引.変な歌マニアはお互いを知り,もっともっと
世界に隠れた味わい深い(婉曲表現)名曲を知りたいのです.

徹夜いっとこか? とも思ったのですが,あまりそういう
雰囲気ではなさそうだったので残念ながら今回は23時半で
解散.お疲れさまでありました,微妙に飛び道具ばかりで
もうしわけない.次はきっと人をうっとりさせるくらいに
うまくなってやるんだー.人に笑われるのは簡単なのにね.

右の手と左の手,祈りが生まれ

家に帰って,パソコン環境を再構築.普段はいろいろ
処理中に手持ち無沙汰になるのだけれど,今のおいらは
違うのさ.なにやらがしがしとコンパイルする画面を
横目に楽器の練習.なんだか知らないが効率的な時間の
使い方のような気がする.ということで練習番号41番.

左の手でぶんちゃっちゃっちゃ,右の手は二分音符で
どーみーそーみー.これだけのことなのにできない.
できないったらできない.テンポをゆるーく下げても
なかなか思うように指が動かない.ドミソミファレミド
ミソファレミレド.これだけですよこれだけ.あとは
左手で伴奏を.少しずつ,少しずつ.そうしていくうち
徐々に繋がってきて,ようやくこの八小節がなんとか
迷子にならずに弾けるようになりました.進化したぞ.

あとはメトロノームでリズムを正確に確かめながら
再度演奏.遅めの速度でなんとか自分内合格ラインを
突破させる.まだまだ単なる練習曲なので音楽的に
どうこう言えることはないのだけれど,それでも旋律を
奏でることができるとうれしいものですね.そして
次は憶えてろよ練習番号42番.←完敗したらしい.

この世界のスピードは

最近はなんでもかんでも探せば何とかなるこの世界,ふっと
魔が差して買ってしまったのですよ.アラ・プガチョワの
『百万本のバラ』.在庫切れで,マーケットプレイスの中で
売ってる人がいたので安く入手してしまいました.あうあう.
だけどここが千載一遇一期一会だと思ったので,これまでに
巡りあいながらも折り合いが付かずに諦めて,もう入手が
不可能になってしまったモノたちへの後悔を繰り返したくは
なかったので.…大人になるってこういうことですか? ぼくは
汚れてしまったのですか? 誰に向かって話しかけてるんですか?

閑話休題.歌詞カード,および対訳も付いてました.意外と
原詩に近いのですが,後味がちょっと悪いです,オリジナル.
日本語訳のほうが含みがある終わり方で,希望がありますね.

そしてこれから単語の意味を調べながらキリル文字を日本語の
カナに置き換えてみようと思うのですよ.本当はルビってのは
言語教育上ではあんまりやらないほうがいいんですがねえ.
歌詞カードとにらめっこして頑張れば聞き取れなくもないし
そのほうがよく憶えられて理想なんでしょうが,ついつい.
しかしそれをここに書くのはやはり著作権法違反なのかしら.
黒い服の男が「すいません,JASRACの者ですが」とか言って
背後に立っていたりするんでしょうか.怖いのでやめとこ.
悪いことしてもバレるスピードが早いですから,この御時世.