寝息は不随意筋ではないはずだ

起きられていない,という事実すら
認識できないまま,昼近いくらいに
なっていました.さらにはまだ眠い.
いったん出かけはしたものの,次は
腰が痛くて歩けない.申し訳ないが
ちょっと迎えに来てもらおう.ぽち.
連絡をしてからずいぶん経った頃に
お返事が戻ってきて,車が着いたと
いうことです.わたわたと準備して
もう一度出かけます.ああ,痛いし
眠たいし.ようやく目的地まで到着.

作業をしていたのですが,どうにも
眠気に負けてぐらぐら.これじゃあ
使い物にならないので,部屋の隅で
少し横になる許可を得る.しばらく
さようなら,ひそひそと寝息を立て
寝入ります.目が醒めたのはお昼の
休憩が始まった頃でした.だけども
なにも食べるものを持ってきてない.
しかたがないのでよたよたと外まで
歩いていき,少し歩いたところへと.
おいしいお店ですぐにできるものを
買って帰りました.ではお昼ごはん.

食事を終えて,ぽんやりしてるのも
時間がもったいないので,ゲームを
やりませんかと持ちかける.だけど
さすがに今日はだめです,ばたばた
薙ぎ倒されてしまいます.冴えない.
だけどもこれだけ調子が悪い時には
しょうがないか,と自分を労ります.

午後からの作業.細かいところまで
詰めなくてはいけませんね.なので
ひいふうみいと頭の中で計算をして
いたところ,大丈夫ですか疲れたら
また寝てもいいんですよ,と優しい
声をかけられました.大丈夫,つい
ぼんやりしていたように見えたかも
しれませんが,問題はないのですよ.

集中していたので,あっという間に
時間が飛んでいく.いつのまにやら
終わりの時刻.全然気づかなかった.
かりょかりょ書面を作って,じゃあ
帰らなきゃ.車で送りましょうかと
言ってくれたので甘えさせてもらう.

家に到着したら,ぐったりと寝ます.
おふとんにぴたりと吸いついたまま
深く深く深くへ沈んでいくのでした.

電話が鳴る.同居のひとからでした.
メッセージを投げても返答がなくて
最終手段として電話をかけたそうで,
いや本当にまったくもうしわけない.
食事は何か買って帰りましょうかと
提案されたので,お品書きを眺めて
これとこれをお願いしますと依頼を
しました.あとは待つのみ.はふう.

同居のひとご帰宅.お疲れさまです.
それぞれの食事を広げて食べました.
食べて力をつけます体力を蓄えます.
カロリーではなく,エナジーと呼べ.

食事を終えたらざくざくと片づけて
同居のひともぼくもそれぞれ自室で
やるべきことややりたいことをやる.
ぼくのほうはなかなか身にならない
こともありますが,同居のひとには
大切なことがたんと積んであります.

適当にお風呂の用意を済ませまして
同居のひとが入るまではだぶだぶと
自分の作業にのめりこみます.では
タイムリミットは明日.それまでに
できるだけのことを尽くしましょう.

なんのかんのやっていたらすっかり
夜でした,今日みたいなかっこ悪い
ことばかりしてられないので,もう
早めに寝ます.入浴を終わらせたら
まじめにまじめに服薬.そして就寝.

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