声の出せない奴と耳の聞こえない奴

昨夜はいろいろと夜更かしだったため目醒めが昼すぎになる.
目が醒めると午後1時.二度寝して午後2時.やる気あるの?
ひとまず必要な荷物をまとめて自転車を漕ぐ.お見舞いである.

同居のひとはすやすや寝ていた.近付くと起きてあいさつ.
どうやら術後の経過はそれなりにいいらしいがやはり喉を
切ったために声が出せなくてつらそう.しかしその相手が
耳の聞こえにくいぼくであるため,コミュニケーションが
からからからまわり.何度も訊き返したり,口元に耳を
近付けてみたり,そこそこ努力しないと伝わらないのである.

いつまでも横になってるのもなあ,ということで病棟内の
同じフロアにあるロビーに移動.差し入れのプリンをどうぞ.
…しかし上等のプリンだったせいか,舌触りに程良い.
これが却って喉にはつらいらしい.次に持ってくる時には
ヨーグルトとか安プリンとかにしますね….点滴の時刻に
なったので部屋へ戻り,それが終わったのを見届けてから
家へと帰り留守を守る.さて,卵の後始末でもするか….

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