さよなら,あなた不在のかつての素晴らしき世界

ドアホンが鳴ったところでむりやり
目を醒まし,ぐいっと起き上がって
応対をする.ここで力尽きてしまい
リビングで横になってうとうとする.

再度目醒めたら同居のひとが起きて
いろいろ準備をしているところです.
わかってはいるのですがもう身体が
動かない.現実が夢になったみたい.
金縛り状態で準備が進んでいくのを
見てました,というか感じてました.

最後に勢いよく起き上がり,やっと
同居のひとを玄関先までのお見送り.
へろへろでごめんね.玄関先にある
ミルクボックスの中身を回収して朝.

朝ごはんを粗末に済ませます.次に
ちょこまかとした手仕事をすませて
アスリートでもないくせに,身体の
違和感だとか言いたくはないけれど.
肩のウォーミングアップもぐりぐり.

よろよろしていると同居のひとから
ひょんな連絡が.今日は急遽帰りが
遅くなることになりました.じゃあ
適当にぼくもひとりごはんの準備を
しておきます.台所でじゃぶじゃぶ,
洗い物とか調理とか.ひとりなので
適当に過ごしますよ.やれやれさん.

持っている資料の整理を少し.でも
見当たらないものが結構ある.はて.
普段から整理をしないからこういう
ことになるんですよ,判りませんか.
そして超探索の結果,なぜか最初に
探したと思しきところで発見される.
世の中どうしてこうなんでしょうね.

結局今日はあまり手数が進まないで
日が終わっていきます.こうやって
無為無為に時間は過ぎ去るのでした.

お風呂の支度をして,どんぶらこと
浸かります.同居のひとが帰るより
先にお風呂をいただいておきました.
あとはゆるりと薬を服んでおしまい.

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