死神の精度

おはようございますの午前五時過ぎ.
中途半端な時刻でございます.でも
軽く台所でお茶などを飲んだら少し
気が紛れてきましたよ.変な成分は
含んでいませんよ,普通のお茶です.

はふー,っと息をついて,もう一度
寝てしまう.今日もふとんではなく
床の上でこってりと.同居のひとの
目覚ましが聞こえてきたので起きる.
それでは朝のおもてなし,ごはんを
ざくりっと用意する.食べてもらい
あと片づけをして,それじゃどうぞ
行ってらっしゃい.見送るついでに
ミルクボックスの中身を回収します.

そこからしばらくはまたうとうとと
していたのですが,呼び鈴が鳴って
荷物を受け取ります.ペットボトル
重い重い.判子をたっつんとついて
部屋に運び込み,冷蔵庫に小分けで
保管する.これで外に関する用事は
すべて終了です,あとは部屋の中の
あれこれを片づければいいだけの話.

だけどそれがそううまくはいかない
ものなのですよねえ.昨日の沈みを
まだまだ引きずって,背筋がぞくり.
眼前暗黒感でふらふらです.そして
伝家の宝刀である寝逃げもできずに
いらない時間を無駄に過ごしました.
頭の中を煤けさせつつ夕方まで通過.

同居のひとから連絡あり,それじゃ
今日は晩ごはん食べてくるんですね.
それじゃあゆっくり楽しんできてね.

それだけ言って,しょんぼりとした
気分のまま本など読んでおりました.
よろしきことはすべて煙詰のように
消えてしまえばいいのに,あちこち
盤面で戦が起こってみんな消えれば
いいのに,とか思うのはだめな傾向.

気分を翻すためにお風呂の支度でも
しましょうかね.だばだばとお湯を
抜いて貯めて.同居のひとが帰って
すぐにでも風呂に入れるようにする.
あとはできるだけ平静に心を込めて
お薬を服用するのです.悲しいこと
全部忘れてしまえばいいじゃないの.

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