狂う,ということ

午前七時前,まあ普通の時刻なので
ほっとする.少し経ってから洗濯を
始めます.ひとしきり回したあとに
洗濯物を干していると同居のひとが
ひそっと起きてきて身支度を始めた
ようすです.部屋に戻ってお手伝い.

で,ふと気づくと水道がなんだか変.
顔を洗おうとすると水が出やしない.
しばらく謎でしたが,ああそういや
今日は水道工事のせいで断水すると
チラシが入っていたような.あれー.

同居のひとを送り出して,そこから
なにをするでもなく.水が出ないと
寝とぼけることくらいしかできずに
とりあえずおふとんに入りましたよ.
ちょうどまだ眠かったこともあって
じっくりと寝ました.じっくりにも
ちょっとほどがあるくらいでしたが.

そんなわけで寝覚めたのは昼過ぎを
少し過ぎたあたりの遅めのことです.
朝も昼も食べていないのでざっくり
食事します.水はもう使えるように
なっていることを確かめてからです.

腹もくちくなったことですし,再度
横になります.また舌を噛んで口中
傷だらけとなりました.これだけは
もうしょうがないですね.それから
おかしな夢を見続けることになって
良いのか悪いのか.ともあれひとを
狂わせてはいけませんということは
神経にねじ込まれる勢いで理解した,
ような気がしました.そんな悪い夢.

むっくらと再度起きたのはずいぶん
遅くなってからのことでありました.
良い子は寝る時刻ですよ.ようやく
同居のひとからの連絡がありまして,
何か軽く買って帰ってきてください.

お風呂の支度をして,同居のひとを
お出迎えして,それでは服薬をして
就寝体制に.なんぼほど寝るのかね.

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