かわいそうな妄想

さてと,目が醒めましたよ.これは
中途覚醒ですね.午前三時半でした.
そこから眠れない場合と,もう一度
寝こける場合とに分かれるのですが
今朝のは寝るパターンでした.でも
こういう時はたいてい眠りが浅くて
その後一日しくじることが多いので
なんだかもうこの時点で負けた気分.

同居のひとが起きる.それのほんの
少しだけ前に目を醒ましてなにやら
朝の支度を手伝います.では今日も
無事に行ってきてください.そして
部屋に戻って超高速でふとんに戻り
寝融ける.どうしようもないくらい.

夏至が近いので当然なのですがまだ
陽が沈みきっておらず,午後七時と
いうのにまだほんのり明るい.では
洗濯物を取り入れ,畳みまくります.
日が暮れてからだと言いようのない
罪悪感に苛まれることが多くて実に
敵わないのですが,まだかろうじて
夜になっていないうちならなんとか.

噛んでひりひりした舌を労りながら
同居のひとの帰りを待つ.ところが
今日は予定が変わって遅くなるとの
連絡があり,へにょへにょした気分.
床にのの字を書きながら鬱屈と待つ.
どれだけへこんでいても,それでも
必ず帰ってきてくれるだけでも充分.

その間に風呂に入っておきますかね.
湯槽にだぷだぷと湯を張っていって
右腕をかばうように浸かるのでした.
洗面器で湯を汲むのも苦手な左手で.
左右非対称性の矯正になるかもです.

ほんのちょっとだけ書きものをして
いろいろ片づいたらおくすりを服む.
痺れた手指がなんとかなるといいな.

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