「どこまでもかぎりなく」という悪夢

昼過ぎに起きる.なんだか変な夢を
見た気がするが,そのざわざわ感は
起きれば消えて忘れる程度のもので
あるので,今さらばたばたはしない.

んで,細かい作業をしているうちに
時間はあっという間に過ぎ,友人と
待ち合わせの場所に急ぐ.自転車で
ダイレクトに.ちょっと遅れますが
ごめんしておくれやしておくれやし.

東からふらりとやってきた友ふたり.
とりあえず焼き鳥屋で烏龍茶を飲み
近況報告少々.やっぱり東京はもう
とんだ騒ぎだったようで,食料品や
トイレットペーパーが手に入らない
あたりにじわじわダメージを受けて
いるとのことでした.それ以外でも
心が弱っているところにばちこーん
地震が来たので,友人はしょんぼり
暮らしている様子.ひとりでいても
しんどいばかりなので,たまにこう
こっちに戻ってきておしゃべりして
リフレッシュしてもらえれば幸いだ.

その後いつものようにカラオケへと
突入する.わざとではないのですが
選ぶ曲の中に,この時期に聞くのは
ちょっと躊躇するかもと思う語句が
混じっていた.CHAOS PANIC だとか
エレクトロ・ワールドだとか1985に
最後のニュース.忌み言葉っぽいし
普段の会話に使うのも憚られそうな
ことばも,歌に乗せると吹っ切れて
飛んでいき,そのまま心に刺さって
痛いです.夢見るシェルター人形は
謹慎不謹慎以前にカラオケに入って
いませんでした.あっても歌うかは
さすがに悩む.そんなこんなですが
世界をかえさせておくれよだったり
満月の夕だったりを歌ってこれから
先の復興を祈ります.もしあったら
ゲルニカの復興の唄を歌いたいなあ.
あと合唱のしあわせ運べるようにが
あったら個人的にはうれしいけれど.

夜半も過ぎて自転車と徒歩で一緒に
隣の駅まで歩いて帰ります.事前に
同居のひとには先に寝といてねーと
伝えていたので,起こさないように
そろっと部屋へ.だけど結局その後
気づかれてしまう.ごめんねと思い
腰と脚をマッサージして労いました.
ぼくも日記書いたら薬服んで寝ます.

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