心狸学言齬学

朝起きる.ふにゃ.食パンを焼いて
同居のひと居候君に供する.ぼくも
片手間にもぐもぐと.昨日の残りの
サラダを片づけ食い.んじゃあとは
思う存分当たって砕けてきておくれ.
今日締め切りの原稿を抱え居候君は
はるか彼方へと飛び立ったのでした.
原稿はね,出してしまえば異次元に
たどりつけるからね.ガンギマリで
どんづまってる今の自分と,およそ
八時間後の自分は別世界の存在だよ.

そんなわけで送り出して,さてはて
まず整骨院へ行く.ちぎれた筋繊維,
早く繋がるといいな.ゆるゆる施術,
最後に湿布をぺたり.そのまま帰宅.

書きものつれづれ.友人から届いた
おもしろメールを気まぐれに周囲に
拡散させてみたところ,なかなかの
高評価でした.それとは別にえっと,
iPhoneアプリの評価とかに手を出す.
だけど思った通りに動作しないなあ.
作者さんにお礼とコメントを丁寧に
書き付けて送信.そろそろ病院へと
行かねばならんなあ,もう一度準備.

さて,自転車電車地下鉄と乗りつぎ
病院へと.診察室に入るなり,すぐ
怪我したの? と訊かれる.そりゃあ
まったくもーってくらいに痛い,と
こぼしたり.ところがその後薬局で
怪我は大丈夫ですか,と.どうして
見えないはずのことが判るんですか.
すると肩の怪我ではなく,鼻の頭に
傷ができていて,そこから出てきた
血が固まって黒くへばりついている
ことを指摘される.それは,確かに
訊かれるはずだ.この状態のままで
電車乗ったり駅移動してたりなんて
とんだうっかりさんじゃないですか.
駅のトイレで顔を洗って,けっこう
グロいブツを削り落とす.傷自体は
とても小さいのでなんてことはない.
またいらない恥をかいてしまった….

さて,せっかく近くまで来たのだし
友人がやってるお店に行ってみよう.
予告なしで驚かせたりしてみようか.
ところがまだ開いてなかった.じき
来るでしょうよ,とたかをくくって
しばし待つ.来ない.冬の戸外にて
二時間程度,階段に座り込んでたら
さすがに凍えてきました.ちょっと
工夫してどっか暖かいとこに行けば
よかったかも.見るに見かねたのか,
違うお店のひとからうちにおいでと
拾われて,熱いお茶などいただいて
しまいました.その後友人と連絡が
無事に取れて,そちらの店へと移動.

軽めの挨拶だけのつもりだったのに
つい長居してしまい,手持ちの本を
熱く語ったりしてしまう.どうして
人間って自分の得意分野に関しては
早口でまくしたてがちなんでしょう.
自意識はできるだけ制御しなくちゃ.

そんなこんなで帰宅.ほぼ同時刻に
同居のひとと居候君も帰って来たよ.
ほーら,締め切り後の世界の空気は
ひと味違うでしょう? ともあれもう
とっとと寝なさい.ぼくも寝ますよ.

寝る前についったーを確認したらば
えらいことふぁぼやRTがなされてて
友人の発想のおもしろさ再認識です.
ぼくはいつもふつうのひとだけれど.

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