それなりに生きてる

朝から同居のひとは旅立っていきます.
いってらっしゃーいと布団から手だけ
ふりふりして居ぎたなく寝るわたくし.

ぬうぬう寝ていると友人からのお電話.
おもしろきこともなき世をおもしろく,
おもろうてやがてかなしき日常の会話.
まあ楽しくおしゃべりしているわけで
個人的にはなによりうれしいのですよ.

ほんじゃまたねー,と電話を切ったら
また別の友人からお電話.布団のまま
横になったまんまお話できるよい時代,
携帯電話はマストアイテムです.とか
いいながら過去の各キャリアパンフを
捨てられないどころか読み返すのです.
役に立つか立たないかは自分が決める.

途中の電話を挟みつつ一日中ずーっと
寝ておりました.さすがに夜も更けて
食事でも取ろうかなと台所に立ったら
立ちくらみくらくら.頭へ血が昇らず
毛細血管がどっくんどっくんするのが
フィジカルに判る.壁に寄りかかって
ふうふう言いつつなんとかするのです.
さすがにちょっと寝すぎたのですかね.

適当に食事を取って,薬の時間なので
じゃらじゃら薬を服みます.なんにも
しなかったようでいて結構戦ってます.
生きるとはことほどさように厳しいの.

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