ガラスの海の向こうには広がりゆく銀河

起きる.ぼーんやり.ぼーんやりを
続けていてはいけないので,ゆらり
身体をふらつかせながら病院へ行く.
かばんを背に,よたよた歩いて到着.

ロビーで座った状態で,ほぼ眠って
おりました.名前を呼ばれてやっと
起き直り,施術室へ.だけどずっと
眠いまま,ぼってりぼってり時間が
過ぎていく.とても失礼なことです.

その後問診もあったので,ソファで
ふんわりと休憩.ここでももう一度
うつらうつら.診察室に呼ばれたら
ここ最近どうですか,と訊かれます.
だけどまっとうなことを話せたかは
不明です.ふらっと終わってお会計.

ロビーの隅っこの椅子で,ちょっと
時間合わせのため休憩させてもらう.
迷惑だってのは判ってはいるのです.
だけど邪魔しないからちょっとだけ.

ゆるり立ち上がって,普段行かない
場所へとやってきた.チラシを手に
目的地をおろおろ探して,幸いにも
あちらからドアを開けてくれたので
いろいろとお話を聞いてもらったり,
聞かせてもらったり.今後に素敵な
マッチングがあればいいですね,と
いうことで退出.では家へと向かう.

途中のコンビニの前で同居のひとへ
電話をかけ,お昼ごはんとかなにか
買っていきますがなにか所望される
品はありますか,と尋ねてみました.
ご要望どおりのものを揃えたら帰宅.

ではごはんにしましょう.ふたりで
テレビとか観ながらもぐもぐします.

途中でハードな電話がかかってきて
あわてふためきます.だけどこれは
ぼくができることはもうなにもなく
耐えたり忍んだりするしかないです.

同居のひとはお出かけをしたいなと
言いました.だけどぼくは眠たさに
負けてしまって,送り出すことしか
できませんでした.お気をつけてー.
洗濯機が止まったのを見計らい干す.
それが終わったら横になって寝ます.

悪い夢ばかりでろくでもない感情が
ぐるぐるしますが,そこへふらっと
同居のひとが帰宅.楽しかったとの
ことなので,よかったよかったです.

適当にお風呂の支度をして,あとは
さくさくといつもの夜が進んでいく.
夜はやがて深夜になり,気がつけば
朝になっているのでしょう.そこに
人間として正しい角度で立ち上がる
ことはできるでしょうか.無理かも.

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