お母さん,いい加減あなたの顔は忘れてしまいました.

太陽の記憶をゴミ箱から引きずり出し
朝はどろ寝.アラームを意にも介さず
のうのうと寝ておりました.今年初の
遅刻ですな.今年初って言いたいだけ
ちゃうんかと言われそうですが本当は
そんなことないんですよう.できれば
遅刻なんてしたくないに決まってます.
目が醒めてからそのまま直に沈み込む
わけにもいかないし,素直に出社です.

新年の御用始めに自分のエネルギーを
使い果たしたのか,仕事がない.でも
やれることを見つけてなんとかせねば
いかんのですよ.だけどぐわんぐわん
目は回り心は折れそうになり,そして
寝入ってしまい見た夢が,鍵盤を前に
作曲をする夢でありました.いったい
何の前触れなのかも判りません.そも
ぼくはコードとかわかりませんからね.
なぜ夢の中では万能的にキーボードを
弾けるのであろうか.夢とは不思議な
ものであります.ていうか寝るよりも
ちゃんと仕事しろ.嫌な寝汗をかいて
しまったのでお茶を淹れて気をはらい
しおしおとお仕事に集中するのでした.

仕事を終えて整骨院に.とにかくもう
バキバキに凝っているらしい.最近の
よくない夢が続くのはこれも原因かも.
丁寧に揉まれた後,さらに特定部位に
集中してごりごりもみもみ.まだ少し
肩の痛みが残っているようです.むう.
あとはローラーベッドが快適でしたよ.

家に帰って米を炊き粗餐.余っている
卵をなんとかせねば,と卵料理祭りを
繰り広げる.丸い卵も切りようで四角.
あとは自室にて音楽を聴いたり楽器を
練習したりで時間を過ごす.ひとまず
白鳥の歌から小夜曲など聴きまったり.
伸びやかなテノールが心に染みまする.

「家族は運命共同体だ」と時代遅れの
暴言を吐いて浮浪者になってしまった
挙げ句に殺されてしまった悲しい話を
思い出してみたりしながら明日へ続く.

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