おはよう.同居のひとはもりもりと
出かける支度をしています.そうか,
今日はちょろっと出るんだったっけ.
行ってらっしゃい気をつけて.あと
ぼくも病院に行くんだった,抜けた
気力を振り絞って服を着て病院へと.
小雨の中,いちおう傘を持って移動.
病院の中はなんだか異様な雰囲気で,
診察券を出そうとするとやんわりと
今は無理なんですと言われる.ああ,
待合室がお年を召したひとばかりと
いうことで,通常の診療を中止して
ぷちぷちと駐車に勤しんでいるとの
ことです.お疲れさまでございます.
そんなわけで診察券だけを預けたら
家に逆戻り.しばらくおとなしめに
過ごしました.同居のひとが連絡を
くれまして,お昼ごはん的なものを
買って帰ってきてくれました.歓喜.
ふたりしてもしゃもしゃといただき
あと片づけなど少し.同居のひとは
自室であれやこれや込み入った作業,
邪魔しないように適当に蠢いておく.
同居のひとの作業が終わり,すぐに
しんどいので横になりますと言って
寝床に行ってしまいました.やはり
疲れが取れていないのだろうな,と
思います.さて,午後のそれなりの
時刻になったら病院を再訪しますよ.
早めに入ったのですが,がっつりと
待機列あり.身体の大きい親子,と
思われる三人組に目を奪われました.
ぼくを凌ぐ大きさ.やはり目立つな.
そんなひとたちをみて心和んでたら
午前診療からの並びだと判断されて
順番をごぼう抜きで名前を呼ばれる.
いろいろと検査.和んでる場合じゃ
なかったよ,これまでの人生の中で
見たことのない数値を体重計が指し
少なからず驚く.セグメント越しに
自分の生活に失格を告げられました.
どんよりした気分で診察室を出ます.
会計を済ませたら,いつもの薬局へ.
普段と同じ薬を出してもらい,帰宅.
同居のひとがまだ寝ているところを
そっと起こして,晩ごはんについて
語り合いましょう.もはや出かける
元気はないそうなので家でなんとか
なるようになんとでもします.はい,
それじゃいただきましょう.もぐぐ.
食事を終えたらそれぞれ自室に行き
もじゃもじゃと作業.同居のひとは
明日の用意のためしばらくひっそり
没頭するみたいです.もくらもくら.
少しの胃もたれを感じながらも手を
ぱちぱちと動かしていきます.むに.
夜も更けた頃にチャイムが鳴ります.
おやおやこんな時分に,お届け物が
やってきました.昨日の夜,もはや
日が変わってから寝る前にぽちっと
したものがもう届きました.早いな.
しゃきしゃきと然るべき場所に立て
必要なぶんを取り分けます.はふう.
機械の細かい設定を改めて見直して,
今日はこのくらいにしといたるわと
しっぽを巻いて終了.お風呂の支度.
たぷたぷと進めて,なんとなく時を
過ごします.するとお湯が張れます.
同居のひとに続きお風呂をいただき
くったりと寝ます.明日はどうなる.
意味なんかないさ 暮らしがあるだけ
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