15年前に言いたかったこと

午前をすっとばして午後までぐうぐう
寝倒しました.少し体力回復したかな.
なんとはなしに親のひとへと電話する.

特に何ということもなく始まった会話,
話の流れで過去の思い出の話になって
意見の相違を確認.親のひとがまるで
憶えていなくても,過去子どもだった
ぼくには酷なお話は本当にいくらでも
あったんですよ,と伝える.わざわざ
喧嘩したかったわけじゃないんですが,
過去の自分が言えなかったことを10年
15年と時を経て今ようやく伝えられた
気がします.しかし,親というものは
子どもへの叱りつけの言葉をこんなに
憶えていないものなのか.ぼくはその
ことばに10年も15年も痛みを背負って
生きてきたのに.その方が悲しかった.

先に言っておく,これは喧嘩ではない.
口論でもない.ただ鬱病というものを
わかってほしかっただけ.15年前から
今に到るまでぼくは長患いをしてると
いうことを認めてほしかっただけです.

ひとまず話し合いは決裂せず無事収束.
ひとにはそれぞれ考え方があるという
ことを判ってくれたかそうでないのか,
ともあれ伝えたいことは伝えましたよ.

電話を切ると通話時間は2時間と表示
されていました.電話代はかさんでも
有意義だったと思います.今日の事が
自分の精神状態にどう影響を与えるか
わかりません.よい方向に転がったら
いいなあ.いいなあ.本当にいいなあ.

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