日別アーカイブ: 2025-02-16

Artificial Imitation

ぐったり目を醒ます.同居のひとは
ぱたぱたと動いている.食事を作り
食べているようす.おいしく食べて
にっこりするならそれはなによりな
話です.で,昼に宴席があるらしく
それに目掛けて早めに出かけました.

ぼくはひとりでほうんと部屋に残り
眠いような,眠くないような気分で
無の時間を過ごす.ちょっと食事を
作って食べて,ざっくりと片づける.

もう少し寝ようかな,と思ったけど
なんだかぼやぼやした感覚のままで
時間が過ぎていく.うん,そろそろ
ちゃんと動いたほうが人生が無駄に
ならなくてすむ.おふとんから脱出.

自分の机に向かってかちゃかちゃと
機械の操作.情報を探しに行ったら
帰ってこれないくらいの世界ですが
そうであっても知りたいこと多くて
もう人間という器のキャパシティを
超えています.切り離し可能である
十篇のソネットくらい,果てがない.

いったん画面から離れよう.もっと
物理的なことを考えるべく,先日に
買い求めたクリップを取り出します.
愛用中のサスペンダーのクリップを
ペンチでひねって分離させ,そこで
横に置いておいた新しいのを.っと,
熱い熱い.うっかりストーブの前に
置いたぼくが悪いのです.ちょっと
指を火傷しました.ちゃんと冷まし
触れるようになってから作業を再開.
注意深くやれば難しくはありません.
ひとつのサスペンダーにふたつ,を
二本でちょうどいい経験になったね.

さて,晩ごはんをひとりで食べよう.
台所でぐつぐつしてると同居のひと
ご帰宅です.おみやげをいただいて
すぐさま冷凍庫へ保管する.そして
自分の食事を捏ね上げて食べました.
同居のひとはさすがにまだおなかが
一杯らしく,すぐには食べませんと
いうことです.食事の時間がずれて
それぞれが食べるのがなんか不思議.

同居のひとも自分の部屋にこもって
なにやらのことをやった後,今度は
自分の食事を作っていました.その
横でぼくはだらりーんと過ごします.

一緒にテレビを観て,番組が終わり
お風呂に入るとのこと.あらかじめ
準備してあるのでどうぞ楽しんでね.

あとは適当にわらわらっと過ごして
ぼくもお風呂に浸かり,夜の仕度で
ありますよ.速やかにお薬を服んで
影響が明日の朝には残らないように
寝なくては.明日からまた平日です.