ひとりでできません

のろのろと起床時刻.みんな忙しそうなのではじめてのセルフ車椅子.
もっと戸惑うかと思ったら,意外とそれなりに動かせてびっくり.
いろいろものが設置してあって狭い廊下を失敬八景でよたよたと.
無事にトイレも済ませ,戻ってみたら椅子を降りようにも看護師さんが
いないので酸素ボンベを外せない.ナースステーションは会議中で
呼び出すのも気がひける.そこを呼ぶのが患者というものかも
しれないけれど,せっかくなので廊下再往復.朝からいい運動です.
歩く運動を先にしないのは「クララが立ったのー」とハイジに
叫んでほしいから.ビジュアル的にはアルムおんじな気がしますが.

さて午前中のうちにレントゲンを撮るため車椅子でゴー.今回は
ナースまかせです.やはりひとりより速くて楽.別棟を通るため
初診待合ロビーを通り抜ける.みんな違う方向を向いて,一生懸命
こらえていて,こらえていて,それでもこらえきれなくて,
目を腫らしたひともいる.救急病院ってこういう場所なんだね.
撮影が終わってまた病室へ戻る.帰りはせめて,ロビーでは
目を伏せました.それくらいしかできないしやったからどうという
ことではないのだけれど.まっすぐに目を見る資格はないだろうな.

で,またお引っ越しらしい.基本的に手のかからない患者は
どんどんナースステーションから遠ざかるシステムらしい.
3号室から2号室へ.どんどんトイレが遠くなるのがつらい.

呼吸療法師の先生とのお話で,アイテム「酸素の鼻輪」の
正式名称が「カニューレ」だと判明.しかしこれ以上
話の膨らみようのないネタではある.でもそういうことを
密かに知ってほくそえむのが好きなのです.性分ですから.
次に主治医とのお話.顔が濃いと思ったら1/4イタリアらしい.
そんな話はどうでもよい.このままいけば今週末にでも
退院できればいいな,とのこと.あと歩いてみてもよしとの
判断をもらったので,酸素ボンベを転がしながら歩行器で
トイレ→2号室(ほぼ廊下いっぱい)を歩いてみる.部屋に
着く頃には息があがってました.上半身しびれるし.これじゃ
酸素ボンベ無しだとどういうことになっていたのやら.
ちなみに酸素飽和度(SpO2)は83%まで下がっていました.
具体的な数字だがレベルがよくわからん.とりあえず,
本来なら99%あってしかるべきなんだそうな.

家から持ってきてもらった使い慣れた睡眠薬を使い,
少し書きものをしてから電灯をぱちんと消して寝る.

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