もうひとつのピアノ

起きるの遅ーい.だけどもどうにか
ぬるぬるっと布団から抜け出します.
はふー.今日は友人と待ち合わせで
出かけないとなのですが,雨が降り
あいにくのお天気.洗濯物もあまり
乾かないから機嫌はよくありません.

それではなんとか起きて,行くなら
ちゃんと楽しまないと.自転車から
電車へ乗り換え,宝塚方面へ向かう.
友人を待たせてしまって申し訳なく
思いつつ,チケットを差し出します.
んじゃ,楽しい音楽会の始まりです.

「もうひとつのピアノ」による演奏.
鍵盤を軽く調整するらしく,そこが
現代スタンダードピアノとの大きな
違いだそうです.うーんと,それは
たとえばアコーディオンみたいなの?
あと打弦楽器だけど減衰音だけでは
ないらしい.確かにピアノだけれど
ギターっぽいふおーんとした響きが
同時に鳴ってる気がいたしましたよ.

演奏会終了.ノートに名前を書いて
電車で友人とおしゃべりをしながら
帰宅です.人生相談とか禅問答的な
堅苦しい会話でごめんなさい.でも
なんか受け入れてくれたのでとても
うれしかったのです.ありがとうね.

家に戻ったら同居のひとが出張から
帰ってきてました.おかえりなさい.
届いていた荷物は映画のディスクで,
それを見始めたところらしい.ふむ.
昔のSF映画って近未来なんだけれど
まだまだ近過去になっていないなあ.
いつになったら低空をはひゅーんと
滑って走る乗り物は発明されるのか.
だけど逆に現実が追いついた部分も
いくつかツッコミどころとして存在.
そんな情報セキュリティってどうよ.

さて,それでは普通に寝ましょうか.
明日はまた明日でいろいろあるさね.
うまいこと受け流しながら就寝です.

もうひとつのピアノ」への2件のフィードバック

  1. 感触についての記述に全盛期のホロヴィッツの家を訪れた人の体験談を思い出します。バターにナイフを入れるように、打鍵に滑らかに抵抗のない特殊な調整法をしていて、反応がものすごくよくて、形容が同じ、「おそろしいピアノ」と書いていました。どなたの言葉か思い出せないけど、日本人の音楽家、たぶんピアニストじゃなかったかな。ヨーロッパに古くからある調整法なのかもしれないですね。
    返信
    1. shiromal 投稿作成者
      > 鰤さま

      おそろしいピアノというのは鋭い表現ですねえ.
      パンフレットにも「この調律だとだめだめな音になりますよ」という
      おつきでない調律師さんの言葉が載っていました.それでも
      オーダー通りに調律してもらって弾いてみたら,いやあこんなふうに
      なるんですね,と感心されたそうです.面白かったですよ.
      返信

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