浮かれものの子守唄

起きぬ.起きぬ.もう起きぬったら
起きぬのです.一瞬だけ,宅配便が
届いた時に奇跡的に起き,それから
また起きぬの姿勢に逆戻りをします.
届いたものを自分の部屋の一角へと
ぽこんと置き,おふとんへ移動して
起きぬ起きぬの大号令.ぐだぐだと
していると同居のひとが起きてくる.
もう昼になっています.昼ごはんを
じゃくじゃくと作り,ふたりで食べ,
だらだらとしていると同居のひとが
もう出かける時刻.大きな箱を運び
台車と一緒にごろごろとさようなら.

そこからまた眠る.ともかくも眠い.

同居のひとが帰ってきて,ずーっと
寝てるところを目撃される.それも
かなり変な寝相だったらしくて少し
笑われる.どうしようもないんです.

同居のひとはおみやげとして素敵な
お弁当をいただいてきたんですけど
偏食家のぼくは食べられないものが
たくさん過ぎて遠慮する.そのぶん
どうぞお食べください.晩ごはんは
それで終わりだそうです.しばらく
経ってからぼくも自分の食事を作り
はもはもと食す.おいしいおいしい.

適当な頃合で自分の部屋に戻ります.
ひょろひょろ音楽など聴いたりして
快い時間を過ごす.ゆっくりできる
週末の夜は最上級です.明日はまた
同居のひとが手配した大きな荷物が
届くそうなので,今から設置場所を
考えなくては.楽しい悩み事ですね.

お風呂の用意,入浴,服薬,などと
いつものコースをたどります.また
今日と同じような幸せな日であれと
願いながら祈りながら,目を閉じて
すやあっと眠ることにするのですよ.

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