アラーム.起きる.起きない.いや
起きてる.眠い.起きなくては.と
逡巡して,起きなくてはなりません.
おふとんに貼りついた身体を剥がし
めりめりと着替えて出かけましょう.
艱難辛苦を乗り越えて病院へと到着.
待合ロビーで座って待ってましたが
眠くてしかたがない.名前を呼ばれ
立ち上がるも,ふらふらのらりらり.
施術室に入りますが,施術台の上に
横になるともう無理.半分どころか
三分の二,あるいは四分の三くらい
身体が眠っています.むにむにっと
筋肉をほぐしてもらうとさらにもう
心地よさが勝って一分の一眠りそう.
ほぼ意識のないまま施術台を降りて
温熱療法へ移動.これも座ったまま
身体を温めるという,気持ちの良い
ものなので寝落ちしかけていました.
会計を済ませて外に出て,まだまだ
身体がゆらゆらしています.うごー.
自転車に乗って帰って,リビングで
ぐだっと座りこみ寝入りこむ.ああ,
昼くらいまでぐったりさんでしたよ.
はっと目が醒めて,まず考えたのは
病院に行かなくては,ということで.
そして少し冷静になって,いやいや
行ったじゃないですかと自分の中へ
声をかける.なんだかもうだめだね.
意識が混濁してて先も後も判らなく
なっている.自分がどこにいるのか
ちゃんと特定して,進まなくてはね.
ちゃんと意識を立てて,やることを
やらなくてはね.作業,作業,作業.
時間を気にせず邁進していたところ
連絡が来る.お待ちしていましたよ,
適当に時間を合わせて駐車場に出て
車を待ちます.近くに不思議に車が
停まっていて,通り抜けるのに少し
難を生じています.卓越した技術で
くぐり抜けてきた車に安心して乗る.
それでは晩ごはんに出かけましょう.
まだちょっと早めの時間帯のせいか
目指したお店の駐車場には他の車が
停まっていませんでした.するっと
店内に入って,料理を頼みます.が,
これが欲しいと思ったものの食材が
切れているとのこと,ではもう少し
待っててください,別のを選びます.
選び終わってしばらくして,無事に
料理が運ばれてきました.もぐもぐ.
しっかりといただきました,あとは
軽くデザートを追加し,幸せな気分.
その幸せな気分をキープしつつ帰宅.
もうここから追加のおやつは要らぬ.
要らぬというか食べないようにして
食生活を改善しようとあがいてます.
同居のひとがゲームを始めましたが
ぼくはこのへんで眠くなって,また
画面を見ながらうとうとしてしまう.
ストーリーはどんどん進んでいます.
佳境に入ったところでやっと起きて
話の根幹部分に追いつく.ふむふむ,
実に興味深いです.とか言いますが
途中で離脱してお風呂の支度をする.
お湯を貯めながら自室に戻り,少し
やっておきたかったことを片づける.
さて,同居のひとに声をかけ,また
少し話を巻き戻してもらい,物語を
追体験させてもらいます.うれしい.
その後しっかり入浴をしてもらって
体を休めてもらいます.ここ数日は
疲れていたようだし,ちゃんと,ね.
ぼくもざぷっと湯を浴びて,その後
服薬する.しっとりと寝ましょうね.
投げて届かぬ想いの糸が
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