何度か起きて寝て起きて寝て起きて.
まつり縫いのようにぐねぐねしたら
ようやく目を醒ます.動きますかね.
少しだけ用件を満たしてあとはまた
うねうね過ごす.そうこうしてると
同居のひとがすっくと起きて,外に
出かける支度をしている.おやおや,
お食事ですか.ぼくもついてっても
いいですか.いいですか,よかった.
しかしこの時間,テイクアウトしか
やってない.料理を買い込んで家に
戻って,ふたりでもっしゃもっしゃ
いただきました.あとはざっくりと
片づけて,一緒にテレビをぼんやり.
適当に夕方になりました.そろそろ
晩ごはんの時間だったりしますかね.
物理的に動いていないこともあって
お腹はあんまり空いてないのですが
まあ出かけましょう.雨がやんだら
いいのにな,と思いながら傘をさし
駐車場まで.ぐるりっと車を回して
もらいまして,適当に座れるお店へ.
このお店,比較的空いていて料理も
おいしくて,気に入ってはいますが
店長さんがぼくのことを憶えていて
顔を見るなり今日もご来店くださり
誠にありがとうございます,という
挨拶をしてくれるんですが.これが
ほんのり居心地が悪い.えーっとね,
もっとこっそり生きていたいんです.
愛想悪いくらいのほうがぼくは好き.
もっとも丁寧に礼を尽くしてくれて
いることも判るので,それはそれで
受け止めるにしても,自分の齟齬が
解釈しきれてなくてまたしんどいな.
おいしい食事を控えめに食べ終わり
まっすぐ帰るよ.時々同居のひとが
途中で飲み物を買ったりすることも
あるのですが,現在病んでいるので
刺激物は摂取しないでいきますよと
いうことです.気持ちよく判ります.
さて,まだ早い時刻ではありますが
録画してあるテレビ番組がぞろりと
溜まっています.一緒に観ましょう.
そんなこんなで三時間くらい経って
いい感じに鳴ったところで離脱して
お風呂の支度とかとか.この間から
勝手に応援しているプロジェクトが
色よく実りつつありまして,それを
眺めてもう少しできることをします.
では,同居のひとのあとにお風呂に
入りましょう.ほやんと気を抜いて
お薬を服んで.ではおやすみなさい,
明日は自分の通院日,気を引き締め
ちゃんと寝てちゃんと起きましょう.
私は私の抜け殻でした
コメントを残す