日別アーカイブ: 2019-05-03

それらも畢竟こゝろのひとつの風物です

朝起きる.午前六時半,よろしいね.
本当はそのまままだ寝てようかとも
思ったのですが,台所でちょこっと
食事をして,机の前に座り調べもの
いくつか.それにしても,肩が痛い.
寝ている体勢から起き上がるための
コツをつかみつつはあるのですけど,
それはあくまでピンポイントな知恵.
そのほかに応用の効かない,小さく
ささやかなものでしかございません.

おふとんに戻ってゆったりと過ごす.
同居のひとが起きるのはゆっくりで
いいとか言っていたので,あんまり
騒がないようにひっそり過ごします.

同居のひとが起きてきたら,食事を
じゃくじゃく作ります.それじゃあ
のんびり食べてください.その後は
お皿を片づけて,ぼくも別の料理を
はもはもは.その間出かける支度も
終わったらしく,行ってらっしゃい.

はたはたと世の中をほじくりかえし
少しだけ夢を見る.いい意味の夢と,
悪い意味の夢でした.悪い夢に心を
えぐりえぐり取られて,そのままで
あまり状態がすぐれなくなる.ああ,
ひとを憎むということに慣れなくて
自家中毒を起こしているのでしょう.

疲れ果ててへとへとしているところ
同居のひとから連絡あり.それでは
出かけましょう.いつも通りに,と
心がつい構えてしまうから,やはり
いつも通りというわけにはいかない.
体と心の混乱がまだしばらく続くな.

食事.食べたいもののリクエストが
何も思い浮かばなくて,おまかせで.
適切に店に入って晩ごはんもさもさ.
帰り道で買い物をして,重い荷物を
ぐっと転がして家に到着.やれやれ.

荷物を捌いて,お風呂の支度をして,
それでも心はあまり晴れないもので.
医師の処方に基づいた内容のお薬を
ぐっと服んで憂さを晴らしましょう.
本当にそれで晴れるのかどうかは別.