たかが世界の終わり

のこのこと朝起きる.ぼんやりした
気分の中で,軽くスープを食べます.
もっちゃもっちゃと具を噛みながら
今日一日どう過ごそうかと思案する.
だけどいいや,寝て寝て寝て寝ます.

お昼のちょっと前に同居のひとから
起こされる.そうですね,そろそろ
お昼ごはんの時間ですね.そこそこ
あるものを取りまとめて作りました.
では,どうぞお召し上がりください.
あと片づけをして,再度眠りにつく.
いつまでも,どこまでも眠れますよ.

それでもいいかげん起きなさい,と
促されたのは夕方から夜になる頃で
晩ごはんをどうしようか考えないと.
出かけるほどの元気は同居のひとも
ぼくも持ち合わせておらず,じゃあ
デリバリーでいいですかね.承諾を
得たので,ぽちぽちとネットからの
注文をします.電話すらもしなくて
いいのは気楽.誰かと関わるのって
結構なストレスだなと思うんですよ.

ベルが鳴る.商品を受け取り会計を
済ませて,それでは一緒に食べます.
ぼんやりとした団欒の中,だらだら
テレビを見て過ごします.それでは
適当に場を離れてお風呂の支度です.
ざぶざぶといつもの作業をこなして
お湯を入れていきました.こぽぽぽ.

同居のひとは引き続き録画していた
テレビを見ているので,ではぼくは
自室に籠ってぷちぷちと文章を書く.
日々の世界を書き留め,つぶつぶと
蓄積させていくのです.その行動に
意味はおそらくない.けれど続ける.

適切な時刻になったらお風呂に入り,
お薬を服みます.今日はある意味で
なだらかに過ごしました,まったく
めりはりのない平板な生きかたです.
だけどそれでもいいんです,ひどく
動揺することがないのであるならば.
明日も今日と同じくらいに平らかな
日常でありますように,と祈ります.

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