運命の女神がうつむきかける

目を醒ますと,すでに同居のひとは
出かけていました.あまりにもよく
寝ていたようです.昨晩が遅かった
わけでもないのに,疲れてたのかな.
ともあれ同居のひとにはほんのりと
すまないことをしてしまいましたよ.

リビングにいるとチャイムが鳴って
荷物を受け取る.あんまり縁のない
宅配会社でしたが,これから頻々と
お世話になるのかもしれませんねえ.

そろっと本を読んでから作業を少々.
少々ったら少々.少々が積み重なり
多々となったころ,アラームが鳴る.
ぱたぱたと片づけて出かける支度を
しましょうか,今日は久々の英会話.

自転車で進む.微妙な登り坂なので
ひとあしひとあし微妙にしんどいね.
息を切らすほどのことはないけれど
疲れ過ぎないようにゆっくりと移動.

教室に到着.以前この時間帯だった
クラスがかたづいたらしく,今日は
自由にお話しをしましょう,という
ことになりましたよ.とは言っても
先生のほうが話したいことたくさん
あるらしく,ぼくは聞き取りながら
相槌を打つことばかりだったような.
時々判らないところは尋ねたりして
さびついた頭をなんとか動かします.

さてと,授業終了.自転車を漕いで
買い物に出かける.適当にあれこれ
食べ物を買い込んで家へと戻ります.
今日は同居のひとが遅いらしいので
ひとりごはん祭りを開催するのです.

いつものひとりごはんと違って少し
脂多めのジャンクなものを詰め込み
多幸感に包まれる.たまにはこんな
傍若無人な態度の食事でもいいよね.

同居のひとが帰宅,ああそういえば
お風呂の支度まだしてなかった,よ.
水を抜いてかぶかぶと湯槽を洗って,
だーっとお湯を入れる.簡単なもの.
あとは自室でもにゃもにゃと過ごし
かたがついたらリビングへ戻ります.

ゆっくりお風呂に入ってもらったら
あとはお薬服みますよ.じゃらりこ.
そろそろ年末年始について考えねば
ならぬ時期です.もう遅いかもです.
いろいろどうしよう,片づけないと.

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