日別アーカイブ: 2011-09-24

咲いてよいのか枯れてよいのかわからない

今日はちょっと遅めの起動.だけど
なんとかかんとか動き出しますよう.
昨日よりも早めの昼からの咳なので
せっせことっとこ歩きます.いやあ
高校の校舎なんてひさびさに入った.
案内掲示板に誘われて講義室に着席.

ぼん,と渡された資料にかじりつき
書かれたことを自分なりに消化する.
これまで生きてきたぶんの自前の魂
削りながら.そうこうしてるうちに
講演会が始まる.折口信夫の書いた
震災後の世界のとらえかたを今年の
震災を受けて吉増剛造が捉えなおす
試みでした.おおおお,啓蒙される.
金時鐘の飄々としたキャラと作風の
どっしりさかげんを再確認したりと
正しいのか間違ってるのかが危うい
鑑賞となりました.スケジュールは
ややずれこんだそうですが,その後
他のパネリストも参加していっぱい
知らないことを学びました.もっと
若いころに勉強しておけばよかった,
そういう後悔は少しありますがただ
ごねているだけではなんともならず.
それなら今からでも学べばよいかと.

その後懇親会へと流れ,身も知らぬ
ひとたちとのお食事会.先日焼いた
CD-ROMを,名刺と一緒におずおずと
差し出しながら自己紹介とかします.
所属がないのですがどうしたらいい?
自分で自分を説明できないだなんて
どんな人生をやってきたんだろうね.

言語の妖精さんたちにある程度枚数
配ることができたので今日はひと息.
最後にメインパネリストに挨拶され
わたついてしまいましたがついつい
作品集を渡してしまう.どうなんだ
本当にそれでいいのかと今になって
後悔してももう遅い.試作と人生を
いろんな方向から見つめ直しながら
帰路につきました.気分で言ったら
営業先でこってり絞られた感じです.
それでも生きていくのです.なんか
頼むから生きておけって言われたし.

あたまがうにうにしてきたところで
帰宅,友人たちは今日は外泊らしく
その旨メールで連絡が来たのですが
おかげでしょげた姿を見せることが
なかったのでよしとする.それでは
おそらく人生で最もハードな三連休,
折り返して明日へ.明日が一番怖い.
これか,この薬を服んだらちっとは
ましな気分になるのか.そういった
気分でじゃらっと喉に放り込んだら
体力を回復させるためにお休みです.