日別アーカイブ: 2005-03-01

ただ春を待つ

じたばたしても始まらないし,自分の事を
好きとか嫌いとか思っててもしょうがない.
のーんびりとするしかないわけでありますよ.
…という主旨のメッセージをもらったりまた
投げ返したり.自分としても自分の年齢の
分だけ重ねて来たしょぼい経験でしかものを
言えないのですが,逆に言えばしょぼくても
30年近くなんとか自分であり続けているので
そりゃあ一家言も持ちたくなるものなのです.

意見の合う人と意見を交わすのは楽しい.
そうじゃない人とも,争う事なく互いを
尊重しあって話し合うのは楽しい.それは
いつも思う事です.コミュニケーションを
取り合うのはことばのチカラを最大限に
引き出す方法ですから.ただ,ただ単に
自分に合わないからと切り捨てるように
人を嫌うひとは苦手.自分の好きな人を
無条件に嫌うひとも苦手.少しは話を
聞いてやれよ,聞いてくれよと思います.
デヴは生理的に嫌とか,話が下手だし
声がこもって聞き取れないから嫌いとか
そういうのはコミュニケーションがまだ
始まってすらいませんから.だからね,
「みんなから嫌われたくない」という
幼いわがままから少し離れて,ちょっと
自分の根っ子を見直してみました.

ぼくのことが好きな人,ありがとうね.
ぼくも君のことが好きになれると思う.
ぼくのことが嫌いなひと,ごめんね.
だけどその前に理由を言ってくれるかな.
言葉を交わすのさえ嫌ですか.だったら
しょうがありません.縁がなかったと
いうことになりまして,お互いのために
知らない振りをして生きていきましょう.

こんな感じでまとまってしまう自分の
人づきあいのいい加減さ.ひょっとして
的確なのかもしれませんが,ものすごい
わがままをゴリゴリ押し押ししてるかもだ.

とにかくぼくは手を伸ばします,知らない
人と知り合うことは楽しいから.そして
仲のよい,心地よい状態を維持して,せめて
自分を幸せにしてあげたい.もちろん,
そのぶん他の人も幸せにしてあげたいし.

さて,そろそろ春がやってきますかね.
静かに誰かがやってくる季節です.また
仕事相手がしょげないでくれるととても
助かるのですが.できるだけ褒めるから
ちゃんと仕事をこなしてってくださいね.